武蔵小杉のマンションは売れないって本当?浸水被害の影響や上手に売るコツを解説

武蔵小杉のマンションは売れないって本当?浸水被害の影響や上手に売るコツを解説

神奈川県川崎市の武蔵小杉は、住みたい街ランキング上位の街です。

タワーマンションが数多く立ち並ぶことでも有名ですが、その一方で「武蔵小杉のマンションは売りにくい」という噂を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

本稿では、武蔵小杉のマンションが売れないと言われる理由、浸水被害の影響や上手に売るコツについて解説します。

武蔵小杉のマンションが売れないと言われる理由

神奈川県の武蔵小杉は、東急東横線・目黒線、JR線の武蔵小杉駅周辺のエリアを指します。

タワーマンションの集積度は国内トップクラス、住みたい街ランキングでも毎年上位にあがる人気の住宅街です。

しかし、2019年の台風19号の影響で、武蔵小杉の一部のタワーマンションは地下の電気設備室が浸水し、停電被害や断水被害が発生しました。

これにより、「武蔵小杉は水害に弱い」というイメージがついてしまい、タワーマンションの人気が一気に低下したと言われています。

実際に、被害に遭ったマンションは、その後販売価格が下落しています。

また、住みたい街ランキングの順位も2018年は都内で6位でしたが、浸水被害後の2020年は20位にまで下がっています。

このような理由により、「武蔵小杉のマンションは売れない」と言われるようになったのです。

武蔵小杉のマンションは本当に売れない?

2019年以降、確かに浸水被害にあったマンションの価格は一時的に下落しました。

しかし、武蔵小杉全体でみれば浸水被害の直後も不動産売買は行われていて、マンションの販売価格はそれほど大きく変わっていません。

武蔵小杉はもともと交通アクセスや治安が良く、生活利便性も高いため、マンション需要は高いエリアです。

2023年現在においては、武蔵小杉のマンション価格は2019年以前に戻ったとも言われています。

つまり、「武蔵小杉のマンションだから売れない」ということはないのです。

もし、マンションが売れないのであれば、他に原因がある可能性が高いでしょう。

武蔵小杉のマンションが売れない理由

武蔵小杉のマンションが売れない理由としては、以下の4つが考えられます。

浸水被害の影響は少ないがゼロではない



前述の通り、2023年現在において、武蔵小杉のマンションが売れない原因が「2019年の浸水被害の影響」である可能性は低いと考えられます。

しかし、まったくないとは言い切れません。

購入希望者のなかには、2019年の浸水被害のことを鮮明に覚えている方もいるでしょう。

水害に弱いというイメージが根強く残っていて、武蔵小杉のマンションを買い控えているという方もゼロではないかもしれません。

売り出し価格が高すぎる



武蔵小杉のマンションに限らず、中古マンションを売り出す際には相場に見合った販売価格を設定することが大切です。

相場よりも高額の金額で売り出しているなら、それが原因で売れない可能性もあるでしょう。

少しでも高く売りたいという気持ちは分かりますが、購入希望者があらわれなければ、マンションは売れないのです。

内覧対応ができていない



住みながら売却活動を行う場合は、売主が内覧対応をする必要があります。

日程調整がうまくいかず、内覧を断り続けてしまっては、いつになっても成約につながりません。

中古マンションを購入するにあたっては、内覧を希望する方がほとんどです。

スムーズに内覧ができない物件は後回しとなり、ほかに良い物件が見つかれば購入を決めてしまう可能性も十分にあるでしょう。

また、内覧する人は多いのに成約しないという場合は、内覧時の対応や印象が良くない可能性もあります。

家具や荷物がたくさんあることで部屋が狭く見えてしまったり、玄関や室内、水回りなどに目立った汚れがあると、物件の印象が悪くなってしまい、売れにくくなってしまうのです。

アピールが十分ではない



そもそも武蔵小杉は、中古マンションの需要が高い人気の住宅街です。

交通アクセスの良さや生活利便性の高さなど、アピールできるポイントはたくさんあります。

武蔵小杉に住むメリットやおすすめのポイントをしっかり説明すれば、売れにくいマンションも成約の可能性が高まるでしょう。

また、浸水被害の影響や災害リスクを懸念する方に対しては、どんな対策がされているのか、実際に被害はどうだったのかを丁寧に説明すると安心してもらえるのではないでしょうか。

武蔵小杉のマンションを上手に売る3つのコツ

続いては、武蔵小杉のマンションを上手に得るための具体的なコツについて解説します。

不動産コンシェルジュに相談する



不動産の売却活動については、まず不動産コンシェルジュに相談することをおすすめします。

不動産コンシェルジュとは、宅地建物取引士などの専門資格や、豊富な知識・経験を有する不動産の専門家です。

特定の不動産会社に属することなく、中立の立場で不動産の売却活動をサポートしてくれます。

不動産コンシェルジュに相談すると、販売価格の相場の調査、売却方法の検討、売り出し時期のアドバイスなど、一人ひとりに合った提案やサポートをしてくれるというメリットがあります。

例えば、東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」では、不動産仲介会社での実務経験などを有する専門家が、お客様の売却活動について無料でアドバイスを行います。

武蔵小杉をはじめ、東急東横線・目黒線沿線の情報を元に不動産会社の紹介や間に入って、手続きやお断りの代行をさせていただきますので、安心してお任せください。


家具や荷物をできるだけ運び出す



住みながら売却活動を行う場合、内覧対策として、あまり使わない家具や荷物はできるだけ運び出しておくのがおすすめです。

家具や荷物が少ないとその分部屋が広く見えるので、内覧時のイメージアップにつながります。

東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」では、不用品回収や引越しなど暮らしに関するサービスを提供する会社のご紹介も可能です。

その他、マンション売却のための内覧対策についてもアドバイスを行っておりますので、ぜひご相談ください。


どうしても売れなければ買取サービスも検討



不動産の売却方法には、仲介と買取の2つの方法があります。

仲介とは、不動産会社に買主を探してもらう方法で、相場に近い金額で売却できるのがメリットです。

買取とは、不動産会社や専門会社に不動産を直接買い取ってもらう売却方法です。

売れにくいマンションの場合、買取価格は相場よりも安くなる可能性がありますが、仲介よりもスピーディーに売却できるというメリットがあります。

武蔵小杉のマンションの場合、仲介で第三者に売れる可能性は十分あります。

そのため、初めのうちは仲介で売却活動を行い、一定期間売れなければ買取サービスも検討するというのが自然な流れです。

東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」では、仲介と買取、どちらを選ぶべきかの検討やそれぞれの不動産会社の紹介についても承っておりますので、お気軽にご相談ください。


武蔵小杉のマンションは現在も人気!売れないときはコンシェルジュに相談しよう

2019年に一部のタワーマンションで浸水被害が発生したものの、武蔵小杉のマンションの人気は現在も下がってはいません。

武蔵小杉のマンションが売れない場合、なにか他の理由があると考えた方が良いでしょう。

武蔵小杉のマンションが売れにくいと感じるときは、東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」をぜひご活用ください。

相談は無料で、店舗またはオンラインで受付しております。