「仮住まい?」が頭に浮かんだら… ~ 仮住まいが必要になるパターン ~

「仮住まい?」が頭に浮かんだら… ~ 仮住まいが必要になるパターン ~

お住まいについてご検討されている中で、「仮住まい」というワードが浮かんだ事はありませんか?コンシェルジュでも、ご相談いただく内容によって、仮住まいを検討しなければならない場合があります。その数例をご紹介いたします。

① 住み替え(売却)に伴う仮住まい

先に自宅を売却してから新しいお住まいに引っ越しされる場合、仮住まいをする期間が発生する可能性があります。仮住まいをしないで計画が進められるのがコストカットにも繋がり効率は良いのですが、焦って住まいを購入して後に後悔するより、しっかりと検討してから新居を購入される方がお勧めです。

② リフォームに伴う仮住まい‐1

室内の間取り変更や広い範囲での床の張り替えなど、大きな工事になればなるほど仮住まいが必要になる事が多いです。
仮住まいの期間はそれぞれですが、例えばマンションのフルリフォームの場合、荷物の移動の期間を含めると3か月程の仮住まい計画になる場合もあります。
一方、大きな工事の中でも、工期は伸びますが部屋ごとに分けて工事を進めて仮住まいをしない方法もあります。工事の進め方については会社によって異なりますので、まずは相談してみる!という事が大切な事だと思います。

③ リフォームに伴う仮住まい‐2

工事の大きい、小さいに関わらず、仮住まいを検討した方が良いケースがあります。それは、小さいお子様や健康にご不安がある方がいらっしゃるご家庭です。例えば、キッチン交換は仮住まいしないことを選択されるお客様が多いのですが、塵や埃が舞う工事となりますので、アレルギーが無かった方でもアレルギーを発症したり、体調を崩してしまったりする可能性もございますので、ご家庭、体調の状況に応じてご検討いただいた方が良いと思います。

目的と事情によって、選択肢は様々です。コンシェルジュではお客様のご要望をうかがってアドバイスいたします。

ホテルの仮住まいも検討しませんか?

仮住まいを検討する際には、短期の賃貸をイメージされる方が多いのではないでしょうか。最近は多くのホテルでロングステイのプランが出ていることをご存じでしょうか。ラグジュアリーなホテルからビジネスホテルまでご検討の幅は広くあります。
洗濯機や電子レンジが部屋完備されているホテルや、ちょっとした洗濯物ならバルコニーに干しても良いホテル(部屋位置指定)もございます。

ホテル住まいは宿泊費が割高と思われるかもしれませんね。ホテルと住宅の仮住まいを比較してみると、ホテルは面倒なライフラインの手続きや費用、退去時に請求される現状回復費用が不要ですから、ホテル住まいも候補として検討し住み替えやリフォームの機会に非日常的な生活を過ごしてみてはいかがでしょう。

お住まいについてのご相談、コンシェルジュでは沢山の選択肢の中から、皆様それぞれに合った進め方をご一緒に考えて参ります。ご相談をお待ちしております。

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知っておきたい!リフォームのタイミング《前編》

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リフォームというと、水漏れが起きた時の修繕・メンテナンスを指すこともあれば、間取りを大幅に変更する大規模な工事を指すこともあります。例えば、水栓が壊れた時は製品の耐用年数に関係しますが、間取りを変更する時は耐用年数ではなくライフスタイルの変化によって検討することが多いのではないでしょうか。

つまりリフォームのタイミングは大きく分けて
① 製品の耐用年数から考えるリフォーム
② ライフスタイルの変化から考えるリフォーム
この2つが大きな要素といえそうです。
これから前編と後編に分けてそれぞれご紹介します。

見た目が劣化していなければメンテナンスしなくていい!という訳ではありません。建物を維持するには「建物自体が劣化しないように手を入れておく必要」があります。現場の経験を元に年数だけではなく「メンテナンスが必要なサイン」をご紹介しますので、是非ご自宅をチェックしてみてください!

一般的に最初に耐用年数を迎えるのが「壁紙(内装クロス)」です。10年弱が目安とされ、壁紙を貼る糊が7年を過ぎた頃から黄色く変色し浮き上がってくることが多いです。ビニルクロスの場合は、表面のコーティングが弱まり掃除をしても汚れが落ちにくくなってきます。実は壁紙が剥がれるという見た目よりも、このような見えない要素で耐用年数を迎えています。カーペットやクッションフロアなども壁紙と同じ考え方です。内装交換は部屋の雰囲気をガラッと変えることもできますので、10年に1回雰囲気を変えてみるのも楽しいですよ。

10年というタイミングは、塗装の塗り替えも考えておきましょう。主に戸建の外壁塗装ですね。表面を触って、手に白っぽい粉が付くようになったら塗り替えのタイミングです。塗装材は建物をコーティングする役目を担っていますので、塗装材に亀裂や剥がれが出てくると、そこから雨水が侵入し建物自体を傷めかねないです。

次に10年を超えた頃に設備機器が交換タイミングを迎えます。キッチン、お風呂、トイレ、洗面化粧台、給湯器、換気扇などです。メーカーが部品供給を終了するのが一般的に生産停止から10年後と言われていますので、部品がなくて修理できず、交換になるケースが増えます。
設備機器の進化はめざましく、節水、節電、清掃性といった機能は10年前に比べて格段に良くなっています。製品が壊れたタイミングでリフォームを検討する方も多いですが、交換で機能が格段に良くなることを考えると、耐用年数を迎える前にリフォームするというのも賢い選択と言えそうです。

次は戸建の屋根材のご案内です。屋根材は色々な種類がありますが代表的な2つをご紹介します。コロニアル(スレート)の場合、20年が交換のタイミングです。瓦の場合、瓦自体は劣化しませんが、衝撃で割れたり、瓦の間に詰める漆喰がボロボロと剥がれてきたりします。屋根の状況を目視確認するのは難しいですから、定期的に屋根屋さんに診断してもらいましょう。

最後に、フローリング等の床材や建具(ドア、窓サッシ)は、耐用年数があまりありません。もちろん建具は金具を使っていますので、ガタついたり動きが悪くなったりはありますが、金具を交換することで継続してご使用できるケースも多いです。

そろそろ10年、20年経つから、次はこんな色・デザインに変えてみよう!と楽しんでリフォームを考えてみてくださいね。

次回は後編、②ライフスタイルの変化から考えるリフォームについてご紹介します。

2020/03/01

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住まいと暮らしのコンシェルジュといっても、実際何をしてくれるのか分かりにくいですよね。
今回は「リフォーム」について、コンシェルジュとの相談の流れを具体的にご案内いたします。

リフォームを考え始めた時、すぐにリフォーム会社に相談するのは抵抗があるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そのような場合、まず「どれくらいの費用がかかりそうか」「工事期間はどのくらい考えておけば良いか」を知った上で、具体的な検討を進めることができたら安心ですよね。コンシェルジュより経験をもとにおおよその予算・期間の目安をお伝えすることもできます。
また「使いにくい間取りをどうにかしたい」といった漠然としたご要望でも構いません。提携のリフォーム会社各社にヒアリングをしてプランの方向性を決めるところからコンシェルジュがお手伝いします。

間取り変更を希望し、3社にプランを依頼した場合、1社は「この壁は取り払える」と言い、他の2社は「取り払えない」と回答したとします。取り払えると回答した会社にお願いしたくなりますが、実は調査が不充分で「できる」との判断になったのかもしれません。コンシェルジュは提案内容の比較検討のお手伝いをいたしますので、しっかりと検証・納得したうえで会社をお選びいただけます。
また、3社それぞれが全く別のプランを提案した場合、どれを選べばよいか迷ってしまう方もいらっしゃいます。コンシェルジュは中立な立場で、お客様のご要望の優先順位を整理し、会社選定のポイントとなる要素をお伝えし、安心して検討を進められるようサポートします。

例えば、キッチン交換のお見積でA社が100万円、B社が120万円で提示したとします。A社の方が安価に見えますが、選定しているキッチンの商品グレードをB社に揃えたらA社は150万円になり金額が逆転した、というケースもよくあります。また、A社には含まれる工事がB社は別途工事扱いになっていた、など表面だけでは比較が難しいのがリフォームの見積書の特徴です。それらをコンシェルジュが分かりやすくご説明しますのでご安心ください。

工事が進む中でご不安な点や困ったことがありましたら、お引渡しまでサポートします。

コンシェルジュ編集者

コンシェルジュ編集者

2020/03/01

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