除草作業からの解放

除草作業からの解放

エクステリア メンテナンスのストレス

10年前に中古戸建を購入され、その際にコンパクトなサイズのオリーブと柚の木を植樹されたN様。
当時は奥様が育休期間中でお仕事をお休みされていた為、家での滞在時間が多く、柚の収穫時期にジャム作りなどを楽しまれていたそうですが、年々、樹が大きくなり、今では2階までの高さとなり、手入れに苦戦するようになりました

家の周囲は良質な土壌で植物が育ち易い環境ですが、同時に雑草が生えやすく、除草作業をマメに行わなくてはなりません。奥様が復職して共働きとなられてからは、休日の度に除草作業に追われてお困りでした。これらのエクステリアメンテナンスの煩わしさから解放されたいので、除草対策と大きく育ち過ぎた2本の樹を抜きたいとご相談がありました。
また、樹を抜くことで10平米程の空きスペースが出来るので、お子様の遊べるスペースとして活用されたいとのご要望がありました。

解決への提案

お困りごとの対策とお子様の遊び場をどのように設けるか、複数社に提案を依頼することとし、コンシェルジュよりリフォーム会社1社、エクステリア専門会社2社をご紹介してN様に比較検討して頂きました。
現地調査で各社からいろいろなアドバイスが次々に出て、N様にとってベストな計画がみえてきました。例えば、次の機会に施工を考えていた水場が欲しいなどの改修も、今回施工した方がスムーズで安価に済むことが分かり、要望に追加されました。
樹を抜きたい(抜根)とのご要望については、各社とも樹を根本付近から伐採する方法で提案がありました。理由は、樹の場所まで重機の搬入が難しいため、手作業となり費用が高くなるためです。

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家族みんなが満足のお庭リフォーム

家族みんなが満足のお庭リフォーム

コンシェルジュでは、「お庭の相談もできるのですか?」というお問い合わせを頂きますが、お庭や外構のご相談も承っています。

例えば、新築の建売戸建てを購入されたお客様からは、「お庭が使いにくくて困っている」とのご相談をいただきました。「せっかく庭付きの戸建てを購入したのに、何となく中途半端でどうしたらよいのかわからず、有効に使えていない」というお話でした。

最初は「具体的なイメージが無い」とのことでしたが、ご家族のご希望や生活スタイルを伺っていくと、何となく「こんなお庭にしたい」という形が見えてきました。

■庭を広くしたい
■お子様たちが安心して遊べるスペースを確保したい
■隣家との目隠しをしたい
■日除けがほしい
■お手入れが簡単にできるようにしたい

そこで、この理想のお庭を実現するために、
提携パートナー会社の中から外構専門会社二社とリフォーム会社一社をお選びいただき、まずは現地調査に伺いました。

現地に伺うと、建物がモダンなデザインでありながら温もりもある素敵な外観のお住まいです。
奥様より「この建物の雰囲気に合った おしゃれなお庭にしたい」とのプラスのご希望も頂き、現地を確認しながらご提案を膨らませます。
外構やお庭に使う部材や商品は、以前は「見た目がとてもよいけれどお手入れが大変」「お手入れは簡単、でも質感がよくない」ということが多かったのですが、今は製品開発の技術の進歩により、機能性・使い勝手・見た目の良さも兼ね備えた製品が多数揃っています。

コンシェルジュがご紹介する提携会社の外構業者やリフォーム会社は、常に新しい情報を入手し、また実際に現場で採用しての使い勝手、そして施工したお客様からの感想や使い続けた後のメンテナンス状況など、色々な情報を持っています。
その中から、それぞれの現場やお客様の希望に合わせた提案をしてくれます。
現地調査のあとは、「お子様が安心して遊べる、おしゃれなお庭にしたい」とのご希望に沿って、三社からそれぞれのご提案がありました。プラン、お見積りを比較検討していただいたなかで、ご家族にとって一番理想に近い提案のあった一社を選ばれました。その後、打ち合わせを重ね、施工へと進むことになりました。

駐車スペースの一部にあった大きな花壇スペースは使用されていなかったため撤去し、その分のお庭を拡張。
お子様が安全に遊べるようにウッドデッキを設置し、ミニトマトなどを植えて楽しめるスペースを確保、また奥様がご自身で負担のない範囲で楽しめる花壇も設置。
隣家との目隠しは、目隠しフェンスだけではなく植栽も使うことによって、緑に癒される素敵なお庭になりました。
また、玄関アプローチの飛び石を大判のタイルに変えることにより、ベビーカーがスムーズに通れるようになりました。

施工後、お子様が喜んで毎日お庭で遊んでいらっしゃるとのお話しを頂き、とても嬉しく思いました。
また、リビングのフローリングに近い色のウッドデッキにしたことで、リビングが広く感じるようになったと、ご主人様が喜んでいらっしゃるとのことでした。

お庭や外構のお悩みはありませんか?
「芝生の手入れが大変、もっと簡単に手入れのできるお庭にしたい」「古くなってきたフェンスをお洒落に変えたい」、またはお部屋の壁紙、外壁の塗装などと一緒にお庭のリフォーム提案もしてほしい、そんな時にも是非一度コンシェルジュにご相談ください。

2020/07/29

N様は各社の提案を検討され、手入れの簡単な樹脂製のウッドデッキをリビングの掃き出し窓から繋げて設置し、お子様の遊び場とするプランを採用されました。伐採した樹の上までウッドデッキが施され、ウッドデッキの下の土はコンクリート敷きにすることで、除草の手間も無くなりました。

また通路には既存の敷き設のブロックタイルを活かし、ブロックと敷地フェンスとの間の土には、手入れも容易な玉竜を植えてタイルからの水捌けも考えたプランとしました。

リビングからのウッドデッキは、お子様のお気に入りになりました。お子様がウッドデッキで遊んでいると、仲良くされているお向かいの老夫婦からお菓子のお裾分けなどいただくこともあり、ご近所との交流にも一役買っているご様子です。
この様に、お悩みごとの相談に対して、プロの目線からプラスアルファの提案が出ることもあります。お客様のご相談ごとに提案は異なりますので、先ずは考え始めからお気軽にお声掛けください。

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快適なエクステリア検討 (夏場の暑さ対策の一例)

快適なエクステリア検討 (夏場の暑さ対策の一例)

今年も暑い夏でしたが、年々厳しさが増す状況となっております。
今回は、暑さを緩和する対策についてお伝えできたらと思います。

夏の暑さ対策については、住まい自体の気密・断熱・遮熱性能や省エネ機器性能の向上等を通じて効率よく室内で快適に過ごす方法もありますが、外構・エクステリアを利用して快適に過ごす工夫もあります。

最近は熱中症等を回避するため室内での冷房設備の使用頻度が大変多くなっております。
居室外壁周辺の温度を下げたり、冷房設備そのものの稼働効率を上げたり、他にも冷房設備使用時以外の暑さ対処策として以下の一例がありますので、ご参考に戴ければと思います。

日中過ごす居間や居室の外壁に夏季には直射日光を遮る中高木の落葉広葉樹を植え、葦簀を立て掛けるのと同様の効果で直射日光を居室に入れない方法があり、エクステリアとして自然な見栄えで、樹木の周辺地面の輻射熱を抑えると共に、居室内の温度の上昇を抑える事ができます。
落葉樹は冬季は葉が落ち、陽の光の入射も低くなり、居室の奥まで直射日光を届かせる事が出来ます。

また、居室外壁の空間には地表付近の熱を居室へ影響を及ぼさないように、コンクリート打や金属製のデッキなどの熱を蓄積してしまう造作施工をあまり施さず、草木の植え込みなどを配置し、地表付近の温度を下げ水やりを兼ねた草木や地面への水打ちを施す事による気化熱の効果を利用し、さらに温度を下げるなどの工夫も可能です。

エクステリアの改修やご検討時には狙った効果に合わせ、樹木や植え込みなどの配置を季節を通じた居室や建物への日差しや風通しなどを想定し、的確な位置へ計画配置する事もご留意戴けると、より効果が上がるはずです。

ご自宅の環境などによっては上記の対応が難しい場合もあるかと思いますが、
ひとつの参考例として今後のご検討ご活用に戴けると幸いです。

2020/07/01

注文住宅

2020/07/01

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