家の中で動物を飼うためには

家の中で動物を飼うためには

お家の中で動物を飼うとは

近年、動物を室内で飼育する家庭が増えていることが平成30年(2018年)全国犬猫飼育実態調査で明らかになっています。
犬や猫に限らず動物と共に暮らすことは心身ともに、とっても癒されますね。
特に犬の毛並みや従順な態度は、人間の精神に大きな影響を及ぼすということで、病気治療において導入されているケースもあるようです。

動物を室内で飼うということは、新しい家族が増えることになります。
そこで、大切な家族の一員として、お互いに快適な生活を送ることができるよう環境を整える必要性について具体的な例を一部ご紹介します。
人間でも同じですが、共稼ぎや日中不在になることが多い家庭では、室内で放し飼いにされている動物は、家の中が飽きるまで遊び放題の場になります。

玄関に出したままの靴やスリッパは、かじって引き千切ったり、カーテンに爪を引っ掛けて破ってしまったり、
壁紙に爪を立てて剥がしてしまったり、場合によっては室内で排泄も・・・
特に壁紙の損傷や排泄による臭い対策として壁や天井、床などに、ある程度の強度と消臭効果が得られる素材で
リフォームすると、急なお客様でも気にならなくなるかもしれませんね。

お家の中は安息の場?

室内で動物を飼うということは、家の中が安全な環境であることも大切です。
口に入れたり飲み込んだら危険なものや壊されたり傷つけられたら困る大切なものは、きっちり仕舞うことが前提になります。
人間とは比較にならない嗅覚や聴覚と身体能力により、人間では到底かなわない高所や隙間、
暗所において様々な物を見つけ出し、興味や年齢に応じて活発に行動します。

また不在が多い家庭の場合では室温調整が難しく、夏は蒸し風呂状態になり、冬は冷え切ってしまいます。
留守宅で過ごしている大切な家族の体調不良を避けるために、リフォームを検討する際は断熱材の見直しや断熱効果の高い窓サッシを設置すると効果的です。

言葉を発することができない動物だからこそ、いつまでも元気で一緒に暮らしていかれるように見守りたいですね。