マンションが売れないのはなぜ?10の理由とおすすめの対策を紹介

マンションが売れないのはなぜ?10の理由とおすすめの対策を紹介

マンションの売却活動をスタートしたものの、なかなか売れないと困っている方もいるのではないでしょうか。

マンションが売れないときは、なぜ売れないのか、その理由を考えることが重要です。

本稿では、マンションが売れないときに考えられる理由、おすすめの対策方法について解説します。

マンションが売れない理由10選

マンションの売却活動を始めてから引渡完了までの期間は、3〜6ヶ月程度が目安とされています。

また、売却活動が順調であれば1週間に1~2回、少なくとも1ヶ月に3~5件以上の内覧希望者があらわれるでしょう。

そのため、1ヶ月たっても内覧希望者があらわれない場合や、内覧対応を何度もしているのに3ヶ月たっても成約しないという場合は、何らかの理由があると考えてみてください。

まずは、マンションが売れない理由として考えられることを紹介していきます。

①築年数が古すぎる


中古マンション市場では、築浅物件に人気が集中する傾向にあります。

鉄筋コンクリート造のマンションは、定期的にリフォームすれば100年以上は住めると言われていますが、やはり新しいマンションに住みたいと考える方が多いようです。

特に築30年以上のマンションは、共有部や建物設備の老朽化に加え、外観デザインのトレンドの変化、防犯システムが最新でないなどの理由から、買い手がつきにくい傾向にあります。

築30年のマンションが売れない5つの原因と対処法を解説

②管理費・修繕積立金が高い


マンションを購入すると、購入代金とは別にほとんどの物件において管理費と修繕積立金を毎月支払う必要があります。

管理費と修繕積立金の金額はマンションごとに定められているため、売り手が自由に設定することはできません。

管理費と修繕積立金が高いマンションは維持費がかかるため、どうしても売れにくくなってしまいます。

③共有部の整理・メンテナンスがされていない


マンションの購入希望者は、内覧時に共有部もしっかりチェックしています。

そのため、エントランスやごみ捨て場、自転車置き場などが整理されていなかったり、メンテナンスが行き届いていないマンションは、印象が悪くなる可能性が高いです。

管理会社に相談をして、整理してもらう、メンテナンスをしてもらうなどの対策が必要となるでしょう。

④エリアの購入需要が低い


マンションの立地は、購入需要に大きな影響を与えます。

人口が減少しているエリア、スーパーやコンビニが少ないエリア、保育園、幼稚園、小学校などが近くにないエリアの場合は、売れにくくなってしまいます。

また、駅から遠い場所にあったり、交通アクセスが良くないエリアにあるマンションも、購入需要は低くなります。

⑤近隣に競合マンションが多い


近隣に売り出し中の競合マンションが多いことも、売れない理由の一つです。

同じマンション内で競合が起こることも珍しくありません。

その場合、低層階よりも高層階にある物件のほうが、購入需要は高い傾向にあります。

⑥販売価格が相場よりも高い


販売価格が近隣マンションの相場よりも高い場合、価格設定が原因で売れない可能性もあるでしょう。

少しでも高く売りたいという気持ちは分かりますが、エリアや築年数などの条件を考慮して、相場に見合った適切な販売価格を設定しましょう。

⑦内覧対応ができていない


空室のマンションを売る場合、内覧対応は不動産会社が対応してくれます。

しかし、住みながらマンションを売る場合は、原則として売り手側が同席して内覧対応を行う必要があります。

内覧なしでマンションを購入する人はほとんどいないので、売却活動がスタートしたら出来る限りスケジュールを調整し、優先して内覧対応を行いましょう。

内覧対応の数が少なかったり、印象が良くなかったりすると、マンションは売れにくくなってしまいます。

⑧部屋の片づけ・清掃ができていない


内覧時の印象を良くして成約率を上げるには、 部屋の片づけや清掃を徹底することも重要です。

部屋が散らかっていたり、汚れていたりすると、内覧者の購入意欲が下がってしまいます。

内覧前はもちろん、できれば販売用の写真を撮るタイミングで、部屋をきれいに整えておくと良いでしょう。

大規模なリフォームをする必要はありませんが、キッチンや浴室、トイレなどの水回り、換気扇やエアコンなどは、ハウスクリーニングを入れてきれいにしておくのもおすすめです。

⑨売り出すタイミングが悪い


マンションをスムーズに売るには、売り出すタイミングが重要だと言われています。

例えば、学校の入学や転勤、就職などで住み替え需要の高まる2月、3月は、中古マンションが売れやすい時期と言えます。

一方で、長期休暇と重なる1月や5月、8月は、他の月と比較して売れにくい傾向にあるようです。

⑩不動産会社の得意な物件ではない


不動産会社に仲介を依頼する場合は、得意・不得意を見極めることが大切です。

例えば、一戸建てや土地の販売実績が豊富な不動産会社の場合、マンションの販売には慣れていない可能性もあります。

マンションがなかなか売れない場合は、中古マンションを得意とする不動産会社に依頼するというのも一つの方法です。

マンションが売れないときにおすすめの対策

マンションが売れないときには、売れない理由に合わせた対策が必要です。

しかし、なかにはマンションが売れない理由が思い当たらず、どんな対策を行うべきか分からないという方もいるでしょう。

そのような方におすすめしたいのが、東急株式会社「住まいと暮らしのコンシェルジュ」です。

住まいと暮らしのコンシェルジュは、お客様のマンション売却活動をサポートする無料相談窓口です。

宅地建物取引士などの資格を有するコンシェルジュが、現在のご状況、お客様のご要望をヒアリングしたうえで、マンションが売れない理由を総合的に判断して、適切な改善策をアドバイスさせていただきます。


また、中古マンションの売却を得意とする不動産会社紹介や、ハウスクリーニングを提供する会社の紹介をはじめ、周辺の物件相場をお調べすることも可能です。

マンションが売れないときは早めの対策が大事!コンシェルジュに相談しよう

マンションがなかなか売れないと感じたときは、売れない理由がどこにあるのかを見極めたうえで、適切な対策を行いましょう。

築年数が古い、エリアの需要が低いなど、マンションが売れない理由はさまざまです。

東急株式会社「住まいと暮らしのコンシェルジュ」では、マンションが売れない理由をお客様と一緒に検証し、適切な売却活動の進め方を無料でアドバイスいたします。

店舗はもちろん、オンラインでも相談を受付しておりますので、お気軽にご活用ください。