大田区には、田園調布や山王などの高級住宅街、古くから続く商店街などがあり、ファミリー向けのマンションが多い街です。大田区の人口は約73万人で、東京23区のなかでも3番目の多さを誇ります。
中古マンションの取引件数も多く、実際に大田区のマンション売却を検討されている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、大田区のマンション売却価格の相場や手続きの流れ、売却を成功させるポイントについて詳しく解説します。
大田区のマンション売却価格の相場
国土交通省「土地総合システム」を見ると、過去1年間(2022年第3四半期〜2023年第2四半期)の大田区池上・久が原エリア のマンション取引実績の一例は、以下の通りです。
取引価格 | 間取り | 面積 | 最寄り駅 | 駅からの距離 | 築年数 | リフォーム | |
1 | 5,100万円 | 3LDK | 70㎡ | 池上駅 | 11分 | 築19年 | なし |
2 | 5,200万円 | 2LDK | 50㎡ | 池上駅 | 7分 | 築11年 | - |
3 | 3,800万円 | 2LDK | 50㎡ | 池上駅 | 3分 | 築30年 | あり |
4 | 2,700万円 | 2LDK | 40㎡ | 池上駅 | 10分 | 築50年 | あり |
5 | 5,400万円 | 3LDK | 60㎡ | 御嶽山駅 | 14分 | 築7年 | あり |
6 | 7,600万円 | 3LDK | 70㎡ | 久が原駅 | 4分 | 築7年 | なし |
7 | 6,700万円 | 4LDK | 95㎡ | 千鳥町駅 | 9分 | 築26年 | なし |
8 | 6,000万円 | 2LDK | 70㎡ | 西馬込駅 | 9分 | 築34年 | あり |
中古マンションの取引価格は、間取りや面積、駅からの距離、築年数等によって左右されるため、売却価格の相場を一概に言うことはできません。
ファミリー層に人気の大田区池上・久が原エリアだけに、直近のデータでは2LDK・3LDKマンションの取引件数が多い傾向にあります。
大田区のマンションを売却する流れ
競合物件の多い大田区のマンション売却は、以下の流れで進めるのがおすすめです。
- 不動産コンシェルジュに相談
- 不動産仲介会社に査定依頼
- 不動産仲介会社と媒介契約を締結
- マンションの売却活動スタート
- 契約・決済・引き渡し
それぞれの工程について、ポイントや注意点を交えながら詳しく解説します。
不動産コンシェルジュに相談
大田区のマンション売却をスムーズに進めるには、不動産コンシェルジュをご活用ください。
東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」は、豊富な専門知識と経験を有するコンシェルジュが、中立の立場でお客様のマンション売却をサポートする無料相談窓口です。
マンション売却の流れ、査定依頼時のポイント、査定結果の見方や比較方法、不動産仲介会社の選び方など、プロの目線でアドバイスさせていただきます。
信頼できる不動産仲介会社のご紹介はもちろん、内覧時に好印象にするためのハウスクリーニングや不用品処分サービスを提供する会社のご紹介など、お客様のご要望に合わせてお手伝いいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
不動産仲介会社に査定依頼
大田区のマンションを売るときは、複数の不動産仲介会社に査定を依頼しましょう。
同じマンションでも、依頼する不動産仲介会社によって査定結果は異なります。
査定は無料のケースが多いため、複数の不動産仲介会社から査定結果を受け取り、比較しながら検討するのがポイントです。
東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」では、お客様のご希望に応じて、不動産仲介会社2~3社への一括査定依頼を無料で代行させていただきます。
ご紹介した会社とのやり取りはもちろん、ご要望があれば面談にも同席させていただき、お客様の立場で不動産売却における客観的なアドバイスを行います。
不動産仲介会社と媒介契約
査定額に納得ができたら、不動産仲介会社と媒介契約を締結します。
媒介契約には、専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約の3種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
種類 | 契約期間の上限 | 特徴 |
専属専任媒介契約 | 3ヶ月以内 | ・1社しか契約できない ・売主が買主を見つけ、直接契約することもできない |
専任媒介契約 | 3ヶ月以内 | ・1社しか契約できない ・売主が買主を見つけ、直接契約することは可能 |
一般媒介契約 | 定めなし (国土交通省では3ヶ月以内推奨) | ・複数社と契約が可能 ・売主が買主を見つけ、直接契約することも可能 |
契約の種類による違いを把握したうえで、契約内容については慎重に検討しましょう。
マンション売却活動開始
不動産仲介会社との媒介契約が成立したら、いよいよマンションの売却活動がスタートします。
競合の多い大田区のマンション売却をスムーズに進めるには、不動産仲介会社と相談のうえ、事前に対策を講じることも重要です。
例えば、広告掲載用の写真を撮る前にハウスクリーニングを入れたり、不用品はあらかじめ処分しておくと、マンションの印象アップにつながります。
居住中のマンションを売却する際は、内覧時の印象を良くするために掃除や片付け、換気を徹底したり、住みやすさやアピールポイントを自分の言葉でまとめておくと、購入希望者からの質問にもスムーズに答えられるでしょう。
東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」では、ハウスクリーニングや不用品処分、レンタル収納など、お客様のマンション売却時に必要なサービスを提供する会社のご紹介も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
契約・決済・引き渡し
マンションの買主が見つかったら、売買契約書を締結します。
売買契約の一般的な流れは、以下の通りです。
- 条件交渉
- 重要事項の説明
- 契約書の読み合わせ
- 売買契約書に署名・捺印
- 手付金の受け取り
売買契約の締結後、売主側の都合で売却をキャンセルする場合、手付金の倍額を支払うことになるため、決済・引き渡しが完了するまでは使わないでおくことをおすすめします。
売却契約の締結から1〜3ヶ月後に、決済・引き渡しが行われます。
売却代金で住宅ローンの返済や仲介手数料の支払を行う場合、不動産仲介会社と金融機関の担当者がそろって決済・引き渡しを行うケースが多いです。
大田区のマンション売却を成功させるポイント
大田区のマンション売却で成功の鍵を握るのが、不動産仲介会社です。
競合マンションも多い大田区では、不動産仲介会社が積極的に販売活動を行ってくれなければ、なかなか買主が見つからず、売れ残ってしまう可能性もあるでしょう。
不動産仲介会社選びについても、不動産コンシェルジュがお手伝いいたします。
東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」では、お客様のお困り事やご要望をうかがったうえで、厳しい審査をクリアした提携会社(200社以上)のなかから、お客様に合った不動産仲介会社のご紹介も承っております。
査定を依頼した後、媒介契約を締結しない不動産仲介会社へはお断りの連絡もコンシェルジュが代行いたしますので、安心してご活用ください。
大田区のマンション売却は不動産コンシェルジュに相談しよう
ファミリー層に人気の大田区では、多くの中古マンションが取引されています。
売却活動を成功させるためには、信頼できる不動産会社を見つけることが大切です。
東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ 蒲田店」では、不動産仲介会社の選び方はもちろん、マンション売却の流れ・スケジュールなど、初めての方にも分かりやすくご説明させていただきます。
東急線の蒲田駅改札出てすぐに店舗がございますので、お気軽にお立ち寄りください。店頭には大田区エリアの物件資料などもご用意しております。
ご相談は無料です。店舗またはオンラインやメールで承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。