ライフ・プランニングの相談は必要?

ライフ・プランニングの相談は必要?

住宅ローンを借りるなら…

はじめて家を購入する時、「住宅ローン」を借りる方が大半です。
例えば、5,000万円を銀行から借入れ35年で返済しようとした時、13.5万円/月(変動金利・金利0.7%の場合)が当初毎月の返済額になります。
「今の家賃が12万円だから、少し頑張れば払えるかな。よし、大丈夫!」

…本当に大丈夫ですか?
実は知らないと見落としてしまう大きなポイントが2つあります。
① 金利の上昇リスクに備えること
② お子さまの教育資金やご自身たちの老後資金の準備

この2点をしっかりと考えておかないと将来への不安が残ってしまいます。
つまり「今」が大丈夫でも「将来」が大丈夫かをしっかりと検証しておきましょう。
そのためには「ライフプランニングを立てること」をコンシェルジュではおすすめしています。

では、先ほどの2つのポイントを考えていきましょう。

注意しておきたい2つのポイント

① 金利の上昇リスクに備えること
今は非常に金利の低い時代です。変動金利を選択した場合、名前の通り金利が「変動」しますから、将来の金利上昇リスクがあります。例えば、先ほどの例で13.5万円/月の返済が金利2.0%まで上昇した場合、毎月の支払額は16.6万円になり、負担額は約3万円/月UPします。月の支払額が3万円増えることを現実に考えると影響が大きいと思いませんか?

② お子さまの教育資金やご自身たちの老後資金の準備
人生に関わる大きな支出はいくつかあり、一般的には住宅を購入した後にお子さまの教育資金のピーク(主に大学生の頃)が訪れ、住宅ローンの支払いが終わる頃には年金生活がスタートします。そのための準備をしっかりしておく必要がありますよね。そこにかかる費用はご家族によってさまざまですから、思い描くライフスタイルに必要な金額を予め検証しておきましょう。

他にも「現在は共働きだけど子どもができたら専業主婦に」というライフスタイルの変化は世帯年収を大きく変動する要素になります。考えられる要素はご家族それぞれ異なりますから、「同僚が5,000万円の家を買ったから私たちも同じくらいの金額で」と考えるのではなく「私たちのライフスタイルを考えて、予算を検証する」方が賢明だと思いませんか?

もちろん、想定されるライフプランは1つではありません!
こうなった場合、こんな可能性もあるかな?色々なパターンをシミュレーションして、一緒に資金計画を立てていきましょう。
将来を思い描くと、漠然としていた「マイホーム」がちょっとずつ身近になっていくと思いますよ!