家族の想いを受け継いで

家族の想いを受け継いで

実家を受け継いでいく

1970年代に建てられた実家も築45年が経過し、構造や断熱、遮熱などを考えると、さすがに耐震リフォームをするか建替えるか、検討しなければいけない状況になりました。

道路と敷地に高低差があるため、大谷石で造成された階段を上り玄関まで歩くことが辛い高齢の父や母のことを考え、玄関の配置と駐車場の配置から検討することになりました。これが今回、建替えを選択した経緯です。

「すべて壊して建替えるのではなく、残せるものは壊さないで、新しいものを取り入れていきませんか」と提案してくれたのはハウスメーカーの設計士です。家族の想い出のある大谷石で造成された階段は残すことにし、道路の高さに玄関を配置することになりました。

家族の想いを受け継ぐ

建替える前の庭には父と母が大切に育てていた樹木や花がありました。建替えた後の庭づくりの際に庭師からも「古い木を残しつつ、新しいものを取り入れていきませんか」と提案がありました。

庭師と庭のイメージについて相談し、レモンと花水木の樹木と沓脱石(くつぬぎいし)、玄関先の敷石だった大谷石など既存のものも利用することになり、レモンと花水木は和室から一番良い角度で眺められる場所に配置してもらいました。

リビングから眺める木や、道路から見えるシンボルツリー、ウッドデッキや大谷石の配置などはお任せし、四季を感じる庭に見事に生まれ変わりました。

すべて新しいもので庭を造り直すことももちろん素敵ですが、今までの思い出のものを残して造った庭に、家族の想いを受け継ぐことが出来たという喜びを感じています。
今は毎日、朝夕水やりを楽しんでおります。

庭づくりに限らず、建替えやリフォームや住み替えを検討される際にも、家族の想いを受け継いでいくことも考えてみてはいかがでしょうか。家具や庭木、骨とう品や食器、生活の習慣等々・・・
もしかすると無意識のうちに自然に想いが受け継がれているかもしれませんね。