売却しやすい物件ってどんな物件?

売却しやすい物件ってどんな物件?

「将来、売却しやすい物件を買いたいのですが。」時折、このようなご購入相談をいただき、正直困ってしまうことがよくあります。みなさんに質問です。「売却しやすい物件」とはどのような物件でしょう。イメージしてみてください。
それはスバリッ! 「駅近、築浅、低価格」 こんな物件ではありませんか? こんな物件があったらいいですよね、すぐ買いますよね。そう、まさに売却しやすい物件です。

しかしこんな都合のよい物件はそもそも売りに出されていません。ですから営業マンから「この物件は将来売却しやすいですよ!!」と言われてもすぐに信じてはいけません。数年後、あるいは数十年後に、この物件はどのような状態になるのか、そしてその時どんな人が買いたいと思う物件なのか、よく考えてみましょう。売却時にその周辺相場感のある価格設定にすれば、売れない不動産はありません。

あなたにとっての売却のしやすさ

元も子もないような話になってしまいましたが、「売却しやすい」の軸を決めれば、「あなたにとっての売却しやすい物件」が見えてくるのではないでしょうか。「売却のしやすさ(定義)」をあなたはどこに求めますか?「立地」「建築後の経過年数」「将来のリフォームのしやすさ」「ニーズのある広さ」など、「売却のしやすさ」の意味するところは人それぞれで違います。

立場を逆転して考えてみれば、あなたもその物件を購入したいと思うポイントが何かあるはずです。予算内で全ての希望を叶えるのは難しくても「こういう条件の物件なら購入したい」と思える点があれば、それが将来の「売却のしやすさ」につながっていく可能性もあります。

更に、この「売却のしやすさ」の難しいところは、予定通りにはいかないリスクがもれなくついてくること。「予定は未定」とはよく言ったものです。売却行為は当然に将来のことです。社会情勢や技術革新、人々の生活習慣の変化など、長期的な市場の変化も関係してきます。では、そのリスクをどう回避していくのか。「売却のしやすさ」とは、様々なリスクを回避しやすい物件、と言い換えると、ここでも「あなた自身にとっての売却のしやすさ」がみえてくるのかもしれません。

不動産売却も購入も、人それぞれの事情が大きくかかわってくるものです。慎重になるあまり、ついつい自分の耳に心地よい言葉ばかりを受け入れてしまったり、逆に聞くことすべてが信じられなくなったり。そんなあなたにこそ、私共コンシェルジュサービスがあります。
お客様のお話を伺い、そして多角的なご検討のお手伝いを差し上げております。ぜひお気軽にご利用ください。

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