地方にいる親・実家のことで悩んでいませんか

地方にいる親・実家のことで悩んでいませんか

遠距離介護と呼び寄せ介護

東急沿線には地方出身で、首都圏で就職・結婚し、実家に戻る予定がない方も多く住んでいらっしゃいます。住まいと暮らしのコンシェルジュにはそのような方の親や実家に関する相談も数多く寄せられます。
高齢になった親のために築30~40年経過した実家をリフォームすべきか、建て替えるべきか、はたまた介護等を考えてこちらに呼び寄せるべきか。
さらに両親が亡くなった後の実家の管理や売却まで考えると頭が痛い問題ですよね。

介護が必要になった場合、遠距離介護と呼び寄せ介護の選択肢がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
【遠距離介護】
メリット:住み慣れた地域で生活できる、地方だと公的なサービスを使いやすい
デメリット:すぐに駆け付けられない、日々の様子を把握しづらい、交通費等の負担、現地の病院や施設の情報が入りづらい、ケアマネージャーと会う機会が限られる
【呼び寄せ介護】
 メリット:すぐに駆け付けられる、日々の心身の状況が分かる、交通費の負担がない、情報を得やすい
 デメリット: 住み慣れた地域を離れる、友人・知人と疎遠になる

かつては同居介護が多かったので、一緒に暮らせば親も喜ぶと思われている方も多いかもしれません。
しかし、子世帯が住む首都圏に呼び寄せ介護で同居した場合、40代・50代の子世帯は仕事や自身の子育ても忙しく、親は日中ひとりきりで過ごすことが多くなります。近くに知り合いがいなければ、孤独感を感じ、呼び寄せをきっかけに認知症が進んでしまうケースもあります。同居の場合は、一緒に暮らすことでストレスが生まれやすくなることもあるので注意が必要です。

遠距離介護では、親の人間関係を知ることが大切です。日々の様子を把握しづらく、何かあった時にすぐに駆け付けられないため、親戚、近所、友人などを確認し、何かあった時に連絡をとり合える人がいると安心です。

家族でしっかり話し合いましょう。

解決策はご家庭の事情によってケースバイケースです。 
相談にいらっしゃるお客様の中にも、ご家族で十分に話し合われていないケースもあります。コンシェルジュという第三者が入ることにより、普段話せないことを話すきっかけにもなりますので、お互いの考えや思いをじっくり聞くようにしましょう。

東急線沿線もこれから後期高齢者が増えていきます。老人ホーム事情は地方に比べて更に厳しくなりそうです。もし呼び寄せ介護を検討される場合、シニア施設をご案内してくれる提携会社をご紹介できますので、まずはお話を聞いてみるのもよいでしょう。

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武蔵小杉東急スクエア店

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