安心安全な街づくりのために

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車の送迎が必要になって気付いたこと

先日、町内の催事の際にご近所の方々を車でお連れする機会がありました。
超高齢社会の日本ですので、ご多聞に漏れず皆70歳以上の先輩方です。開催場所はバスや電車、徒歩でアクセスしにくい為、車での送迎が必要でした。足腰に自身がある私は車を避けがちですが、今回は車で皆でワイワイと出かける事が出来てとても楽しいものでした。
車の送迎を希望された方々の中には、子育て真最中のママもいらっしゃいました。
大きなベビーカーとたくさんの荷物、1歳になるお嬢様とのお出かけは目も離せず、それはそれは大変なものです。
地域の諸先輩方とご一緒する機会は、豊富な経験と知識に基づくたくさんのアドバイスもいただき、地域が子供を守り育てる良い機会になりますので、ぜひ積極的に作って行きたいと感じます。

しかしながら、子供との同乗にはチャイルドシートが必要で、お乗せする事が難しいこともあります。
私の子育て時代にはそれほど普及していなかった為、改めてチャイルドシートについて調べてみました。

義務化されたチャイルドシートとは

自動車事故から子供を守る為、平成12年4月1日よりチャイルドシートの使用が義務化されました。
一口にチャイルドシートといっても、乳幼児用(生後約10か月程度まで)、幼児用(4歳まで)、学童用(10歳まで)と3タイプがあります。
また、以下のケースは免除されるそうです。

1.座席の構造上チャイルドシートが固定出来ない
2.定員の範囲内でチャイルドシートをつけると全員が乗れない
3.お子様がケガや病気等でつけることが出来ない
4.子供の体型がシートに合わない
5.授乳やおむつ交換時
(道路交通法施行令(第26条の3の2の第3項より)http://www.mlit.go.jp/jidosha/new-child/08law/04.htm

着用してないときは致死率、死亡重傷率が2倍以上になるそうですが、警視庁とJAFが行った平成29年調査によると、義務化後17年経過していたにもかかわらず着用率は6割程度であったとか。
最近の悲惨な交通事故ニュースを見るたびに、幼児たちを守るチャイルドシートの常設が必要と感じます。楽しく子育てのできる日本の社会にする為に、子供を守る交通ルールの順守と大人たちの意識改革が大事と感じました。

それと同時に駅前にいるコンシェルジュとして、直接的ではありませんが、安心安全な街づくりに少しでも貢献したいと思った出来事でした。 

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