中古マンションが売れない!4つの理由と売るための対策を解説

中古マンションが売れない!4つの理由と売るための対策を解説

中古マンションの売却活動をスタートしたけれど、なかなか売れないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

中古マンションが売れないのには、必ず理由があります。

本稿では、中古マンションが売れないときに考えられる理由と、売却するための対策方法を解説します。

中古マンションが売れるまでの一般的な期間

マンションを売りに出してから、買い手との売買契約が成立するまでの期間は、平均3〜6ヶ月程度です。

これはあくまで平均値ですが、中古マンションを売り出してから6ヶ月以上売れない場合、何らかの理由があると考えたほうが良いでしょう。

また、不動産仲介会との媒介契約では、契約期間を3ヶ月間と定めるケースが多いです。

3ヶ月の間に内覧希望者がほとんど現れなかった、物件への問い合わせも少なかったという場合は、その時点で不動産会社と相談し、売却活動の見直しを行うことをおすすめします。

中古マンションが売れない理由4つ

まずは、中古マンションが売れない理由として考えられることを4つ紹介します。

当てはまるものがないか、確認してみてください。

売り出し価格が高すぎる



中古マンションが売れない理由は、売り出し価格の設定にあるかもしれません。

近隣マンションの相場と比較して価格が高すぎないか、見直してみましょう。

少しでも高く売りたいと考えるのは当然のことですが、売れなければ意味がありません。

同じエリアにある競合物件の価格を調べたうえで、適切な売り出し価格を提示するようにしましょう。

競合マンションが多い



近隣に、売りたい中古マンションと似た条件の競合物件が多い場合、どうしても売れにくくなります。

買い手にとって選択肢が多ければ多いほど、他の物件にも購入希望者が流れてしまうからです。

しかし、競合マンションが多いからといって、価格を極端に下げる必要はありません。

相場より大幅に安い価格で売り出すことで、損をするのはもちろん、「何か問題があるのでは?」と買い手に疑念を抱かれてしまう可能性もあります。

競合マンションが多い場合は、すぐに値下げをするのではなく、まずはマンション自体の魅力を伝える工夫をするのがおすすめです。

そもそも売れにくい物件



中古マンション市場では、築浅の物件や立地条件の良い物件に人気が集中します。

そのため、以下のような条件の物件は、そもそも売れにくいと言えるでしょう。

  • 築年数が古い
  • 交通アクセスが良くない(駅から遠いなど)
  • 日当たりが悪い
  • 1階の物件
  • 管理費や修繕積立金が高い


など

もちろん、上記に当てはまるからと言って売却を諦める必要はありません。

売れにくい物件であることを踏まえたうえで、売却活動の進め方を見直してみると良いでしょう。

内覧対応が良くない



内覧希望者は多いのに中古マンションが売れないという場合、内覧対応に問題があるのかもしれません。

例えば、居住中の中古マンションの部屋や水回りが汚れていたり、タバコやペットの臭いが強い場合、内覧者はそのマンションに対して良い印象を抱きにくくなり、購入意欲が減退してしまう可能性もあります。

ある程度の内覧件数があるのにも関わらず売れない場合は、内覧時の対応に問題がないか振り返ってみましょう。

中古マンションを売るための対策と注意点

続いては、売れない中古マンションをできるだけ早く売るための、具体的な対策や注意点を解説します。

相場に見合った価格に変更



中古マンションの売り出し価格が高すぎたという場合は、競合マンションやエリア内の物件価格などを確認して、相場に見合った価格に変更してみるのも一つの方法です。

ただし、何度も価格を下げるのは印象が良くありません。

特に、売り出し中の物件の価格変更は、慎重に行うようにしてください。

不動産会社を変更



囲い込みが行われている場合や売却活動が不十分だと感じた場合は、不動産会社の変更を検討してみても良いでしょう。

不動産会社選びに困ったときは、東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」にご相談ください。


住まいと暮らしのコンシェルジュでは、不動産仲介会社などでの実務経験と宅建士などの資格を持つコンシェルジュが、お客様の現在の状況やお困りごと、ご希望をうかがったうえで、最適な不動産会社をご紹介いたします。

不動産会社との面談にコンシェルジュが同席したり、複数の会社を比較検討する際のアドバイスも行います。

ご相談はWebや店舗にて無料で承っておりますので、「信頼できる不動産会社を見つけたい」「実績豊富な不動産会社に依頼したい」など、不動産会社をお探しの方は、ぜひお気軽にご利用ください。


広告用の写真を変更する



最近では、CGなど効果的な画像を使うケースも増えてきており、中古マンションの魅力をしっかり伝えるために、CGで加工したものに変更したり、広告用の写真を撮り直してみるのもおすすめです。

部屋を片付けてスッキリさせたうえで写真を撮り直せば、広告の印象が良くなり、内覧希望者が増えるかもしれません。

また、水回りなどはハウスクリーニングをして綺麗にしておくと、写真映りが良くなるだけではなく、内覧時の印象もアップするでしょう。


東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」では、部屋を片付けたときに出てきた不用品の処分会社や買取会社、ハウスクリーニング会社などの紹介も可能です。

広告用写真を魅力的に撮るためのアドバイスなど、お客様の中古マンション売却活動を総合的に無料でサポートさせていただきます。


内覧時の対応を見直す



居住中の中古マンションを売る場合、売り手として自ら内覧対応を行うのが一般的です。

できるだけ良い印象を持ってもらえるように、事前に掃除や換気を徹底しておきましょう。

さらに、内覧対応時には居住者ならではの視点から、物件の魅力をしっかりアピールすることも大切です。

例えは、築年数が古い中古マンションの場合も、「管理組合がしっかり機能していて修繕計画がしっかりしていること」などをアピールできれば、購入希望者も安心するでしょう。

不動産買取を検討する



どうしても売れない中古マンションを売る方法の一つに、不動産買取という方法があります。

不動産買取とは、第三者に仲介するのではなく、不動産会社にマンションを直接買い取ってもらうという売却方法です。

不動産買取なら、仲介では売れにくい中古マンションも買い取ってもらえる可能性があります。

仲介手数料もかからずスピーディーに売却できるため、できるだけ早く売りたいという人は検討してみると良いでしょう。


東急株式会社の「住まいと暮らしのコンシェルジュ」では、不動産買取サービスを行っている会社の紹介も可能です。

独自の基準で厳選した信頼できる会社2〜3社へ一括査定依頼をしたうえで、比較検討のサポートも行います。

各社との面談に同席したり、お断りを代行することも可能なため、売れない中古マンションの買取を希望する場合も、ぜひお気軽にご相談ください。


売れない中古マンションには理由がある!コンシェルジュに相談しよう

中古マンションが売れない場合、必ず何らかの理由があると考えられます。

売り出しから6ヶ月以上買い手が見つからない場合は、専門家の意見を参考に、売るための対策を考えてみてはいかがでしょうか。


東急株式会社では、お客様のマンション売却を中立の立場でサポートする「住まいと暮らしのコンシェルジュ」サービスを提供しています。

具体的な対策についてのアドバイスはもちろん、不動産会社の他にハウスクリーニング、不用品処分会社などの紹介も行っているので、ぜひお気軽にご相談ください。